ワシントンナショナルギャラリー展に行ってきました。
2015.05.19 Tuesday
現在東京丸の内の三菱一号館美術館で開催中の『ワシントンナショナルギャラー展』を見てきました。
ワシントンナショナルギャラリーはアメリカで唯一の西洋美術を集めた国立美術館だそうです。
今回は当地の改修に伴って日本にやってきたモネ、ルノアール、ドガなど印象派中心の展覧会です。
なかなか質の高いこれぞ印象派!といった王道の作品がずらり。ピサロに始まりモネ、ルノアールから申し訳程度にゴーギャンやゴッホもあり小さい作品ばかりでしたが見ごたえありました。
ピサロはいつ見ても優しい絵でほっとさせてくれますね。
ルノアールの今展ポスターになっている猫を抱く女性もとても繊細でルノアールの真骨頂という感じで素晴らしかったです。
僕的にはもう少しセザンヌとドガを多く見たかったのですが、逆にマネやボナールの素晴らしい作品が見れて良かったです。
特にボナールは最近日本ではほとんど紹介されず、生徒さんでご存知の方も少ないようです。
所謂外光を主題にした印象派とは違いますが、とても光がきれいで色彩が宝石のような絵画という言葉がばっちり当てはまるような画家。必見です!